私たちについて
スポットほいくは、保育士資格を持っている人が1日から保育の現場で働けるサービスです。運営はKIT株式会社(LYL株式会社の100%子会社)。目指しているのは、その日だけの人手を運ぶことではなく、園と保育士が繰り返し出会う形を作ることです。
なぜこれをやっているか
代表の若月は、もともと保育士の採用代行をやっていた。園の採用を代わりに回して、募集をどう出すか、いくらかけるか、採れた人がその後どうなったかまでを数字で見ていた。
そこで見えたのが、園が1人採るのに紹介手数料が数十万円出ていって、決まってもすぐ辞めてしまう、という繰り返しだった。保育園の運営費は公定価格に基づくもので、原資は公費だ。子どものために投じられたお金が、採用のたびに保育の外へ出ていく。
採用のやり方を工夫するより、辞めた人が戻ってこない側を直したほうが早いんじゃないか、と思った。それがこの事業の出発点になっている。
詳しくはこちらの記事に書いた。
どう設計しているか
「スキマバイトの保育士は怖い」という声が先にあった。言い返すより、不安に答えられる設計を先に作るほうが先だと思っている。やっているのは、地味なことばかりだ。
- 応募の前に書類を出す本人確認書類と保育士証。未提出のまま応募しようとすると、システム側で止まる
- 園が承認して、はじめて成立する応募だけでは勤務が決まらない。先着順にしていない。園はこれまでの勤務実績・他園からの評価・キャンセル状況を見てから決める
- 担任は持たない配置基準の定数外の保育補助(法令上そろえなければいけない保育士の人数には数えない、補助の立場)として入ることを、労働条件通知書に明記している
- 園都合で勤務がなくなったとき報酬の扱いを規約で決めている
- 保育士から手数料は取らない登録も応募も無料。手数料は園が上乗せで払うもので、保育士の報酬からは引かない
- 直接雇用への切り替えは紹介料0円園がその人を直接雇いたくなったときに、あらためて紹介料はもらわない
言わないことを決めている
「安全です」とは書かない。子どもを預かる仕事で、仕組みが安全を保証することはできないと思う。言えるのは、どの不安に対して何を用意したか、そしてどこがまだ空いているか、までだ。
できていないことを「対応済み」とも書かない。2026年12月25日にこども性暴力防止法が施行される。自分たちの対応方針は11月に公表するが、その時点でも「順に実装します」としか書けない部分は、そう書く。
自社のデータを出すときは、数え方も一緒に出す。都合のいい数字だけを並べるやり方はしない。実際、同じ園に続いた組み合わせは半分で、残り半分は1回で終わっている。その話も同じ場所に書いた。
書いているもの
保育の人手不足とスポットワークについて、記事を書いている。公的統計は一次資料にあたって出典を示し、自社のデータは数え方も一緒に公開している。書いた内容への質問や反論には、代表の若月が自分で答える。
